育ちが悪いわけじゃない~大人の発達障害【子供の頃】

大人になって発達障害(ADHD・自閉症スペクトラム)と診断がついた私(日出子)の体験談や治療法を書いているブログです。

 

現在アラフォーで、ADHDの薬のストラテラを飲んで治療中。

 

このブログは発達障害当事者の私の特性(特徴)を書いています。

ですが、特性は個人差が大きく、ほかの人には当てはまらないことがあると思います。

その点をご了承ください。

 

 

今回は私の小さな頃の話です。

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両親は共働きだったので、私は祖母と一緒にいることが多かったです。

 

ある時、スーパーに祖母に連れられて行った時のこと 

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お店の中では一緒に回らず、私はお菓子コーナーで待つことが多かったです。 

 

お菓子を見てはいましたが、特に商品に触るわけでもなく、ただただ並べられているお菓子を眺めていました。

 

そして祖母の買い物が終わり、帰る途中に祖母が私に質問をしてきました。

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機嫌が悪い様子の祖母。

私にお店の中で何をしていたか問います。

 

 特に思い当たる事が無かったので『何もしてないよ。』と答える私。

 

すると、祖母は怒りながら話を続けました。

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【落ち着きのない変な子供がいる】とお店の中で話している人がいたそうです。 

祖母がその話を聞き、その話をしている人の先を見ると…

 

私がいたと。

 

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育ちが悪い子供と思われる。

恥ずかしい。

 

そんなことを言われたと思います。

 

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【私は何もしていない。普通にお菓子を見ていただけなのに…。】

 

子供ながらに傷ついた思い出です。

 

大人になり発達障害の診断を受けてから、ADHDの特性の多動が出ていたのだと理解できました。

しかし、その当時はまだ子供。

祖母の言葉に、結構ショックを受けました。

 

(ADHDの特性)多動は、育ちが悪い子がなるわけではありません。

育ちが悪いから挙動不審になったりソワソワするわけではないです。

 

でも、ADHDを知らない場合(特に年齢が高い人は知らない場合がある)は

【親の育て方が悪い】

と思ってしまう事があります。

 

この【育て方が悪いから~】の考えがなくなればよいな…と。

発達障害の子供をもつ親御さんが、こういった言葉で苦しむのは嫌だなと。

 

 

ふと、そんなことを考えました。

 

・大人の発達障害(ADHD・自閉症スペクトラム)の私の特性などを書いています。

私のこと

 

・私が発達障害と診断されるまでの記録です。

検査~診断まで